あなたは、美容鍼や電気ハリの危険性について書かれているホームページを見たことがありますか?
もっと詳しく
わたしは、鍼灸院のサイトで見たことがありません!
鍼治療がブームなのか?
テレビの影響か?
司会者の過度の表現や、
ゲストのコメントひとつで
当院のように鍼治療をしている施術院に、予約やお問合せがさっとうすることがあります
何のリスクも知らずに、後悔して欲しくないので
私たちのような医療従事者の資格を持っているものでない限り、普通の人は知り得ない、そんなお話しをさせてもらいます
というのも、
お客様が、テレビやメディアの流行やデマに惑わされず、キチンと危険性を知った上で、施術院や治療師を選んでもらいたいからです
これは、某医療機器メーカーが、ハリを販売するときに提示する注意などが書かれた書類です
医療機器認証番号や管理医療機器の名称
使用目的や効果
使用方法なども書かれていて
この写真は
使用方法に関する使用上の注意の一部を拡大したものです
いま、薬の副作用が取り沙汰されていますが、実は、医療機器である鍼も例外ではないのです
赤枠の赤線が引かれたところを読むと、
「通電刺激は、鍼の腐食や強い筋収縮による折鍼の危険性があります」
さらに
「臓器や神経を損傷する恐れ」
「鍼の腐食や生体組織の損傷」
などとも書かれています。
けっこう、怖いことが書いてありますネ
※通電とは、一般に身体に刺した針に電気を流すことで、効果を高めるために行います
元々、電気を鍼に流す方法は、中国で開発された療法です。
背景には、体質的に、麻酔薬が効かなかったり、使えない患者の外科手術をするときに、鍼に電気を流して、鍼麻酔として、研究されました
現在では、使われることはあまりないようです
後に、病院のリハビリなどで、使われるようになったSSPというピラミッド型の小さな電極を貼り付ける電気治療は、通電ハリ療法の簡易版とも言えます
鍼の免許を持たない理学療法士さんたちは、当たり前のように使っている、いわゆる電気療法です。
私は、整形外科でリハビリの部署にいたときに、SSP電気療法と通電鍼療法の両方で何万人も電気を流す理学療法をしてきました
この電気を流す治療法が、良い、悪いは施術する人の考えなので私は否定も肯定もしませんが、
当院では、鍼をさして、更に、電気を流す、通電ハリは、行っていません
真夏の浜辺で強烈な紫外線を浴び続けた結果、顔のシミや肌のタルミといった老化の原因になりえることは、女性なら誰でも気にかけているはずです
あなたは知っていますか?
ある研究によると、肌の老化の原因は、遺伝によるものは20パーセントしかないそうです
80パーセントは、紫外線などの外からの刺激だそうです
ハリを腐食させたり、筋収縮でハリを折ったり、生体組織の損傷の恐れがあるぐらいの刺激を、皮膚の下が見えないからといって、強い刺激で一過性の筋収縮をおこさせることが、女性にとっては、命とも言える、あなたの大事なお顔に、後々影響を残さない保証があるのでしょうか。
心配な方は、いつでもご相談のお電話をくださいね
私のところに来院された方は、そんなリスクの心配は一切ありませんので、ご安心ください。